店の前を車ではよく通ってはおりまして、気にはなっていたのですが、ラーメンと同じく、大阪生まれ大阪育ちの小生には、そもそも蕎麦屋に行って食事をするという習慣がございません。蕎麦は好きですし昼飯にも良く食うのですが、それは所謂本格的な蕎麦屋では無いわけでして。「富士そば」とか「小諸そば」好きよ。
で、嫁様の提案により日曜日の朝昼兼用食としてようやくこの機会に行ってみたわけです。店の構えは結構重厚な、いかにも老舗ってなどっしり感があって、店内には昔の円柱型の郵便ポストとかダルマストーブだとかが置かれてあったり、囲炉裏のあるテーブルがあったり、それは悪い意味ではなく古い雰囲気が漂っております。「粋」ってのはこういう雰囲気を好む事なんざんすかね。 本当ならまず日本酒とそばがきなんかを頼んで昼間っからちびちびとやりたいところなんですが、ここに来るにゃぁ車で来るしか無いもんでして。嫁様は天ざるを、小生は鴨せいろを注文。

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お値段は、決して「高っ!」と驚くほどでは無いものの、割とそこそこなのですが、どうも、いまいち、「美味いっ!」っとこう、思わず膝を叩いて唸りたくなるような、そんな感激も無くて、これはどうなんでしょう。良く考えたら小生、美味いと言われる蕎麦が一体どういう物なのか、良く知りませんでしたので嫁様に感想を求めたところ「普通。」ととてもアッサリした回答が。
店にいた時間は午後2時頃だったにもかかわらず、絶え間なく次々と客は入るし、後ほどwebで調べてみても決して悪い評判は無いわけで、もしかしたら今日がちょっとしたハズレの日だったのかも知れませんが...予想外の空振り感に動いたのは嫁様。「今度は家から歩いて行けて、昼間から呑める美味い蕎麦屋を開拓するぜ」と息巻きながら、東京ウエスト様というご近所さんらしい有名グルメ系ブログを読み漁っております。昼間からたこ焼きとビールがおやつになる大阪人の小生が、粋の世界を識るには遠い道のりになる気がしなくもありませんが、期待しております。
