共働きである小生ら夫婦にとって、金曜日の夜というのは魅惑の週末への入り口であると同時に未曾有の疲労を蓄積しまくった燃え尽きタイムでもあるわけです。特に飲み会があるわけでも無く、比較的早い時間に帰ることができるという条件付きではありますが、家に帰ってくたびれきったご飯を食べるよりも、外で美味しいものを食べつつ一週間の労をねぎらいましょう的なノリで外食とすることがまぁまぁございます。
そんな感じで先週末は、かねてからの課題であった「本格的な蕎麦屋さんにて蕎麦と日本酒の粋の世界を勉強する」ことにしてみました。

手打ちそば 菊谷
石神井公園にある「手打ちそば 菊谷」さんは練馬区の中でもわりと知られた存在であるらしく、評判もなかなかのお店。21時の閉店まで1時間ちょいとしかありませんでしたがまずは入門編ってぇことで暖簾を潜ります。
店内には数組の先客さんたちが良い感じで日本酒をちびりとやっておりまして、一番入り口に近いカウンターの席に座ります。直ぐ横では電動式の石臼が休む事なく蕎麦粉をゴリゴリと磨っております。まずはビールと手早く供される珍味から。

白菜の浅漬け・塩辛・わさび漬け・蕎麦味噌
蕎麦味噌がクリスピーで超うんめぇ。
「板わさ」がタダの蒲鉾と言っちゃぁ失礼かも知れませんが、初心者の小生には初めてだらけで「ほほう、これが板わさかね、チミィ」ってな感じで。まぁ確かに、古くから酒の肴として愛されてきた歴史を見れば敢えて「板わさ」と呼ぶ文化はステキだと思います。江戸の時代にゃぁちょいと人より銭を持った旦那が得意げに食っておったのだろうなぁ、などと想像しながら。わさびの代わりにわさび漬けでいただくとより美味に。この辺から日本酒・山形の上喜元などを舐めさせていただく。ついつい翌日臭くなるまで呑んでしまうので、我が家では金曜夜~土曜夜までが日本酒解禁日なのです。週末万歳。
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/ \ /\ キリッ
. / (ー) (ー)\
/ ⌒(__人__)⌒ \
| |r┬-| | ではそろそろ
\ `ー'´ / 蕎麦掻をいただこうか
ノ \
/´ ヽ
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ヽ -一'''''' "~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
これもお初、「蕎麦掻」。正直出てくるまでどのようなモノであるかすらも想像できていなかったのですが言うなれば蕎麦粉100%を熱湯にて練り練りした物であって、要するにいろいろ自信が無いと出せない代物であるのだそうで。美味いか?と聞かれれば正直、「わからん」のですが、確かに蕎麦の香りを一番感じるのはこの食べ方なのかも。
〆に「訊き蕎麦」なる、二種類の異なる蕎麦粉で打ったという蕎麦を。とても細く刻まれた、ピンとした蕎麦がこのお店の評判を物語っているようでございました。微妙に異なる風味を楽しませていただき、お愛想。実に素朴で、古き良き蕎麦文化を勉強させていただきました。でもおこちゃまな小生はカレー蕎麦も食べたいな、と。
手打ちそば 菊谷 (そば / 石神井公園)
★★★★★ 4.5

